DUNLOP TECHNOLOGY

ダンロップは未来のため、常にタイヤの技術革新を追求してきました。その先を見据え、時代に応えてきたダンロップのタイヤテクノロジーをご紹介します。

4D NANO DESIGN / ADVANCED 4D NANO DESIGN

4D NANO DESIGN
ADVANCED 4D NANO DESIGN

3Dに時間軸を加えた4Dimension(次元)で解析し、設計する当社独自のナノレベルの材料開発技術。「調べる→予測する→作る→引き出す→調べる」のサイクルで材料開発のスピードが飛躍的に向上。ADVANCED 4D NANO DESIGNは、さらに高度なシミュレーションを可能とします。

  • ナノ=10億分の1を表す単位。(例:1ナノメートル=0.000000001メートル)ナノメートル精度の技術をナノテクノロジーと呼びます。

DECTES(デクテス)- DUNLOP Energy Control Technology -

タイヤに発生する摩耗や熱エネルギーをコントロールすることで、経済性・環境性に貢献する、ダンロップのトラック・バス用タイヤ向け技術です。

S.A.微粒子カーボンⅣ
S.A.微粒子カーボンⅢ
S.A.微粒子カーボンⅡ
S.A.微粒子カーボン

発熱エネルギーをコントロールすることでライフの向上を追求

高活性化によりポリマーとの結合力を強化し、耐摩耗性を高めることでライフを向上させました。また、転がり抵抗が少ないので燃費性能にも優れています。

ECORUTコンパウンド
ECORUTプロファイル

エネルギーロスをコントロールすることで低燃費を追求

エネルギーロスをコントロールして転がり抵抗を低減する「ECORUTコンパウンド」と「ECORUTプロファイル」。この2つの相乗効果で低燃費性を実現しています。

SCTⅢ(Square Contact TechnologyⅢ)
スクウェア・コンタクト・テクノロジーⅢ
SCTⅡ(Square Contact TechnologyⅡ)
スクウェア・コンタクト・テクノロジーⅡ
SCT(Square Contact Technology)
スクウェア・コンタクト・テクノロジー

接地圧エネルギーを均一にコントロールすることで省メンテナンスを追求

ショルダー部の接地圧を均一にすることで、部分的な滑りを抑制し、メンテナンス性を向上させました。
さらに荷重変化による接地形状の変化を抑制し、軽荷重時の耐摩耗の性能を向上させました。

ロック・ブロック
Wavy Lineサイプ

トレッドパターンの性質をコントロールすることでライフ向上や省メンテナンスを追求

ブロック内の圧力の不均一を減少させる六角形ブロック「ロックブロック」や、ブロックの中心を横切る波形サイプでウエット性能とブロック剛性を高次元でバランスさせた「Wavy Lineサイプ」により、ライフ向上や省メンテナンスを追求しています。

ラジアルタイヤ技術〈PSP-Y〉

フラット&スムーストレッド形状 Yプロ

走行によるトレッドラジアスの寸法変化を抑える

カオス配列

耐偏摩耗性と、耐騒音性向上

H.A.微粒子カーボン

ライフ、ウエット性能、耐摩耗性、耐カット・チッピング性向上

撥水コンパウンド

アイスバーン性能向上

ラジアル専用技術

WPG(ワンダリングプロテクトグルーブ)

わだち路面乗り越し性向上

PG(プロテクトグルーブ)

セカンドブロックの偏摩耗抑制

大型トラック・バスタイヤ向けスタッドレス採用技術

SP001採用技術

Eggshellパウダー

卵殻粉が水を吸って氷をひっかくことで氷上性能が向上

SP002採用技術

ICEFIT BLOCK

ブロックの進化でつるつる路面性能と耐偏摩耗性能が向上

アンチワンダリングブロック

アンチワンダリング性能を維持したまま、つるつる路面性能を向上

marumixサイプ

サイプ底に丸みを持たせることでサイプ数増加を可能とし、つるつる路面性能が向上

EggshellパウダーⅡ

大きな卵殻粉が多くの水を吸って氷をひっかくことで、つるつる路面性能が向上

  • 氷の上に薄く水が張った、特に滑りやすい路面を指します。

MAXXシャープエッジ

25%シャープな「新ミウラ折りサイプ」
(イメージ)
ブロックの倒れこみを抑制 (イメージ)

サイピング技術「ミウラ折りサイプ」のサイプ幅を25%細くした「新ミウラ折りサイプ」を採用した「MAXXシャープエッジ」。シャープなサイプがブロックの倒れ込みを抑制し接地面積を拡大。増加したエッジが凍結した路面をしっかりと引っかくことで高い氷上ブレーキ性能を実現します。

ナノフィットゴム

シリカのネットワークにより、ゴム剛性がアップ (イメージ)
シリカの周りの軟化剤が
ナノ領域のゴムの柔軟性を高める (イメージ)

材料開発技術「4D NANO DESIGN」を駆使して開発された「ナノフィットゴム」により、ナノ領域の柔軟性で氷に密着することで高い氷上ブレーキ性能を発揮しながら、マクロ領域でゴム剛性が向上することによりブロック剛性が高まり、耐摩耗性能の向上にも寄与します。

MAXXシャープエッジ&ナノフィットゴムを採用したタイヤ

WINTER MAXX LT03M
WINTER MAXX SV 01
WINTER MAXX TS-01

その他採用技術アイコン

Flask Groove

摩耗により溝幅が広がる丸底フラスコ型の溝形状技術、摩耗終盤のウエット性能維持に寄与

Nano Black

ダンロップ独自の黒色デザイン技術、サイドウォールの文字や模様の視認性を向上

RFID(Radio Frequency Identification)

タイヤ個体識別・管理が可能になることでトレーサビリティ性が向上

球面リブ

リブ端の接地圧上昇を抑え、各リブ内の接地圧を均一に保つことでライフや偏摩耗を抑制

ミウラ折りサイプ、3Dサイプ

ブロックの倒れ込みを抑え、氷上路面では接地面積増加によるグリップ向上、ウエット路面では優れたエッジ効果によるグリップ向上、ドライ路面ではハンドリング性能向上に寄与

採用技術以外に関するアイコン

エコラインアップ

環境配慮商品

石油外天然資源比率、転がり抵抗値、軽量化、耐摩耗性能など、ダンロップ独自の厳しい環境基準をクリアしたタイヤ

低車外音タイヤのラベリング制度

低車外音タイヤ

低車外音タイヤとは、タイヤの騒音問題に配慮し道路沿線環境の向上に寄与するため、令和5年1月から始まった車外通過騒音性能についての業界自主基準を満たしたタイヤです。
基準値はUN R117-02のものを採用しており、これを満たすタイヤには「低車外音タイヤ」である旨が表示されます。